展示会に向かうために東京ビックサイトへ。
筆者は普段、自宅ーオフィスージムと徒歩圏内で生活をしているので電車に乗ることはほとんどなく、新宿や渋谷など都心に行くこともほぼなくなっている。
何度か行ったことのある場所も、電車を調べて向かうようになり、この時もアプリの「駅すぱあと」で最寄り駅から国際展示場を検索して向かうことに。
東京BRTってなんだ?


これまで東京ビックサイトのある国際展示場駅に行くには、新宿経由で一番端のホームから、りんかい線に乗って国際展示場まで行ったような記憶が……。
しかし駅すぱあとで出てきたどのルートをみても、新橋から「東京BRT」に乗ると出てくる。経路1~経路4までのすべてで。
東京BRTって何?新しい路線でもできたの?高輪ゲートウェイ的な?
真の清純派は永野芽郁ではない
疑うことを知らない純粋な筆者は駅すぱあとの言うとおりに新橋へ向かう。
新橋駅にてなんとか東京BRTの表示を見つけ歩くも、駅からどんどん離れて行くしどう見てもビルの中。
あいにく、この日は雨。不安になりながらも歩き続けて10分ほど。どう考えてもおかしい。
ここでようやくスマホで調べだす。
なんと東京BRTはバスだった
電車だと疑わなかった東京BRTはバスで、乗り場は改札を出たところと階層が違った。(たしか)
わかるわけないじゃん。でももう新橋まで来ているのでそれに乗るしかない。キョロキョロうろうろしながらバス停を探してなんとか乗車。東京生まれ東京育ちなのに……。
BRTとは「Bus Rapid Transit」(バス高速輸送システム)の略です。連節バスの採用、走行空間の整備等により、路面電車と比較して遜色のない輸送力と機能を有し、定時性・速達性を確保した、バスをベースとした交通システムを指します。
都会のど真ん中を走る東京BRTは水素で走ってそうな近未来的なデザインのバスでした。
豊洲市場を通るので、外国人観光客が多く、運転手さんもカタカナ英語ぐらいなら案内できるという感じ。
公式サイトを見てみると、東京オリンピックのために作られたのかなと。
みんなは惑わされずにりんかい線で行こうね
結果的に、絶対に素直に電車で行った方が時間も歩く距離もスマートに行けたはず。帰りは自分を信じて電車でスムーズに帰宅しました。
安いわけでも早いわけでも簡単なわけでもないのに、他に選択肢がないのはBRTの乗車率を上げてこのプロジェクトを成功とさせたい嫌な大人がいたんだな、と真っ先に疑ってしまう。
思うように誘導されていた自分。
AIも身近になってきたり、便利なものが増え続ける世の中だけど、自分の頭で考えることをやめないようにしようと強く誓ったのである。
